体験談
元夫はモラハラ、被害は私だけではなく娘にも及んでいた。
経済的虐待があったので、私は(経済的に自立するため)家事代行サービスから始めて、介護へルパー2級の資格を取得した。
それと同時に、娘と夜逃げ同様に家を出て、家裁に調停を申し立て、離婚が成立。土日も返上で働き、その結果、娘共々精神的に不安定となり、めちゃめちゃだった。
そんなとき「あなたが一番大切にしていきたいことは何なのですか?」というカウンセラーのひと言で我に返った。
それは娘と笑いの絶えない温かい家庭を築くこと。3人ではできなかったからこそ、娘にはお互いを尊重し、思いやれる、ほっとできる家庭を与えてあげたかった。
娘とのコミュニケーションを最優先にし、土日を完全休日、娘の帰宅時間には帰れるシフトにしてもらった。当然収入は減ったけど、私も娘も落ち着きを取り戻し始め、笑いが戻ってきた。
幸いにも登録から日勤になり収入は安定したけど、相変わらず低空飛行。でも、あの一言がなかったら、自分の軸を見失い迷走していたと思う。
いろいろな人に助けてもらってきたことを、言い尽くせないほど感謝している。だからこそ、何らかの形で返していけたらと思っている。
(体験者:YOさん)
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