小学生の子どもが学校での担任の指導の仕方が合わず、落ち込み元気がありません。自信をなくし勉強がイヤだと話したり、登校をしぶることが増えました。担任の先生とどう話したらよいでしょうか。
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A.お礼から伝え、こじれた時は第三者に相談を
大部分の時間を過ごす園や学校で担任の先生とうまくいかないと、お子さんの心がとても心配ですね。またお子さんが登校をしぶるとあなたの仕事などの予定も調整が必要になって大変なのではないでしょうか。その中で少しでもよい状態で担任の先生と話し合おうと相談されていて、とてもよくやっていらっしゃいます。
お子さんの落ち込み方をみて、担任の先生に否定的な気持ちをもつことがあるかもしれません。お気持ちは十分わかりますが、まずは深呼吸。そのままの気持ちをぶつけることはやめましょうね。否定から入るよりは、まずは日頃のお礼から伝えると、聞き入れてもらいやすいです。
また、子どもが困っている事実を伝え、もし家での声掛けや工夫でお子さんが過ごしやすくなっている具体的な例があれば、それを伝えるとよいでしょう。
とはいえ、担任の先生と相性が悪くこじれているのであれば、第三者に相談することも大事です。養護教諭(保健室の先生)やスクールカウンセラー、PTAなどに相談するとよいでしょう。
また、子どもの困りごとが、読み書きなどの学習面や、感覚の過敏、不注意などからくる場合は、児童相談所や発達支援センター、保健センターなどに相談するのもひとつの方法です。相談先はお住まいの役所の窓口(福祉課など)に聞くと教えてもらえます。
専門家から、お子さんに合った指導方法のアドバイスをもらい、担任の先生に配慮をお願いすることで、お子さんの困りごとを解消していくとよいでしょう。
お子さんやあなたのことを応援しています!
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