体験談

力みすぎていた、子どもが小1の頃

力みすぎていた、子どもが小1の頃(イラスト)

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小1の壁という言葉は聞いたことがあり、大変なんだろうなと覚悟はしていたものの予想以上に大変なものでした。

入学式の際に「宿題の習慣づけは親御さんの協力も必要です」と言われました。

その頃の私はよく「ひとり親なんだからしっかりしなくてはいけない」と自分に言い聞かせていました。今思えば力みすぎていたのだと思います。

子どもは学校が終わったあとは学童に行っていました。帰宅後、子どもが学童で宿題をしたかを確認すると、宿題をしていないことが多々ありました。

宿題の習慣づけは親の協力も必要だと入学式で聞いていたので、私がしっかりと習慣づけをしなくてはならないと考えていました。

子どもの宿題が終わってないときは、家事をしながら子どもに宿題をするように言いました。時には強い言葉で伝えたり、怒ったりしたこともたくさんありました。

子どもの宿題が終わる頃にはお互いクタクタになっていました。子どもは宿題が終わるとご飯を食べずにすぐ寝てしまうこともあり、私は何もする気がなく、しばらくぼーっと過ごすこともありました。

ともかく私はずっと「ひとり親だからしっかりしなくてはいけない」と思いつつ過ごしていました。

宿題のことで毎日のように困っていたので、ある日思いきって先生に相談をしました。

その際に先生が「宿題のことはお母さんひとりで抱えなくていいですよ。私たちも力になりますから」と言ってくれました。

その言葉を聞いて、私はしっかりしないといけないと思い過ぎていたことや、自分ひとりでできないことは頼れる人に頼っていいことに気づきました。

その後は宿題のことで困ったことがあり、ひとりで解決ができないことは学校に電話して相談するようになりました。電話で相談をした際に先生から「電話で子どもに直接声かけをしましょうか?」と打診してくれたのでスピーカーにして子どもの近くに置いて、先生と直接子どもが話すということもありました。

そうやって困ったときは宿題以外でも先生に相談するなど、頼りながら小1の壁を乗りこえました。

この出来事から自分ひとりで抱えこまずに、困ったときは誰かに相談することの大切さを学びました。この経験から困ったときは抱えこまず相談するようになりました。

小1の壁は人によりますが、私のように高く感じる人もいます。その時はひとりで抱えこまずに先生などに相談することをおすすめします。

K.N

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