体験談

自治体では珍しい住宅手当。その利用体験談

自治体では珍しい住宅手当。その利用体験談

私がシングルマザーになり一番困ったことは住むところでした。収入の大部分を占めるのが家賃であり、今でも家賃の高さに悩み、生活苦です。

子供が0歳の時に離婚しており、最初の1~2年位は実家に戻ることができ、子育ても助けてもらい親には感謝しています。

ただ私と子供の部屋はなく、親も疲れ切っていたため、早く家を見つけなきゃなと思っていました。市営住宅や県営住宅には何度も応募しましたが、全て落選でした。倍率の高さに驚き、諦めて民間の会社から家を借りることにしました。

そこで有り難かったのが、ひとり親家庭に対しての住宅手当です。この制度は住んでいる自治体によって内容が大きく異なり、手当がないところも多いのです。

私の住んでいる地域では月々の住宅手当があり、本当に助けられています。市役所の相談窓口の方から、住宅手当があることを聞いていたので、引っ越しを決めることができました。

子供と二人で暮らし始め、毎日バタバタでしたが充実していたと思います。保育園に預けて仕事に行き、お迎えの時間に追われる日々でした。保育園と理解のある職場環境にも感謝しています。

2年に一度やってくる契約更新時には、更新料、保険料等で大きな出費がとても痛く、家計を圧迫します。やはり家の問題をどうにかしたいと思いました。

今の会社に勤めだした理由のひとつが、社宅・寮があることでした。まずは時給制で働き、正社員登用制度に応募して受かったら社宅に住むこともできるし、賃貸住宅だと住居手当をもらえたのです。

ところが、私が勤めだした数年後には住居手当が廃止されました。社宅にも入居できません。悲しいですが会社の決定には逆らえません。人生うまくいかないものですね。そんな中でもどうにか暮らしていけているのは、自治体からもらえる住宅手当のおかげです。住宅手当がある地域は、ごくわずかだと知り、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

(体験者:M.Mさん)

住宅手当

ごくわずかですが、自治体によっては求職活動を支えるためにひとり親向けに住宅手当を支給しているところがあります。
自治体の窓口や相談員にそういう制度がないか聞いてみましょう。

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