体験談

この歳になって友達ができるなんて。誰かに話せることの大切さを実感

この年になって友達ができるなんて。誰かに話せることの大切さを実感

私は今から10年前、息子が幼稚園を卒園し、小学校になるとき離婚しました。

息子になんて言えばいいのか、これからどうすればいいのか、仕事はどうしようと、不安だらけでした。

とにかく落ち着こう。

まずは、学校の準備、で仕事。何でもいいから働こうと近場で見つけました。そこは私のことを知らない人ばかり、私は離婚したことを数人にしか言ってなかったので気持ち的に楽でした。

私が駄目だから離婚したんだ、全部私のせいなんだと思うようになっていたので目立たないように静かに暮らしていました。

そんな生活も3年たったころ幼稚園から6年間一緒の女の子のお母さんから連絡がありました。

ほとんど話もしたことないのに、いきなり「離婚してるよね? ちょっと教えて」と。
この人は一体何なんだろうと思いましたが、色々聞いてみると、今、離婚を考えているので、どんな手当があるのか知りたいと。

1階と2階で家庭内別居中、生活費も入れてもらえない、この間水道も止まって払いに行ってきた。引っ越すお金もない、離婚しても養育費もくれないと思うとのことでした。

私よりも大変な人がいるんだ、それもこんな近くに。

彼女は、私と違って明るく元気いっぱいで自分の状況も普通に話してるし、なんでそんなに言えるのかって不思議でした。

「離婚してたって恥ずかしくないよ」「誰も寄せ付けない態度をとってるよ」
「そんなんじゃだめだよ」「自分磨きも一緒にしよう」と言われました。

確かに私は人とかかわらないようにしていました。少しずつ色んな事を話すようになりました。気持ち的にも楽になりました。彼女とは何でも話せる仲になりました。

それまで、子どものことだけしか考えられなかったんですが、自分のことも考えられるようになりました。お金はかけられないけど美容のことなど。

毎日が楽しくなりました。大変だけど、話せる人がいるって大事なんだなと。
この年になって友達が出来るなんて思ってもいませんでした。

今、彼女は再婚して幸せな生活をしてます。引っ越してなかなか会うことはできませんがこれからもずっと付き合っていこうと思います。

(体験者:A.Sさん)

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